我慢しない快感と、我慢する快感

「我慢は体に悪い」

…昔からの口癖だった(´・ω・`)
今でも大して変わっていない。


いろんなことを中途半端で放り出してきた。
大学も中退した。

「やる！やりたい！」と周りを巻き込んで、
すぐめんどくさくなって「やーめた」。で、周りに迷惑をかける。


だが、それが悪いとは自分では思っていない。
おかげで多くの体験をし、それが現在に生きていると実感している。

一つのことを完遂するのも大切だが、
次々にいろんなことに首を突っ込むのも、それはそれでいいだろうと思っている。

どちらの人間も必要なのだと。



で、だ。


最近、オナ禁を始めた。

まあそれだけでなく、
仕事、というものを本気で考えるようになってからでもあるが。

我慢するという快感も、これはこれでまた大きいのだ。


我慢して、達成するということの快感ではない。
我慢する、それ自体の快感。

自分の中にあるM心だろうか。
それとも、「くるぞくるぞ、後でデカい快感くるぞ」という期待感だろうか。


我慢をせず、
目の前目の前の楽しみを追いかけるのはそれはそれで構わない。
享楽というやつか。

だが、それはすぐに限界が来るのだ。


飽き、
そして求める刺激の増加。

キリがない。
そしていつしか満足ができなくなり、
快感に対して麻痺をする。

世の中がつまらなくなる。



僕は、別に我慢が美徳だとは思わない。
目の前にある快楽に手を伸ばし、追いかけることをしなくては人間は進歩しない。

妥協やあきらめからの我慢など、最悪だ。

だが、中毒になってしまうと
快感が快感にならなくなってしまう。


我慢しない快感を追いかけた後で、
今度は我慢するということでまた新しい快感を見つけてみる。


オナ禁と同時に、今日は酒を断った。
珍しく素面で、そんなことを考えてみた。



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